2006年07月25日

おとり捜査

印刷屋さんの業務には関係ありませんが、今回は、刑事ドラマでお馴染の「おとり捜査」についてまとめてみました。刑事訴訟法では「おとり捜査」を明記した条文はありませんが、麻薬および向精神薬取締法58条、あへん法45条、銃砲刀剣類所持等取締法27条の3に「捜査官は、法禁止物を何人からも譲り受けることができる。」と明記してます。
法の裏付けは、これでヨシとしてます。(「法による手順」が必要です。特に刑罰と税金は)
「おとり捜査」は2種類あって、機会提供型と犯意誘発型があります。
機会提供型は、犯人には当初から犯意があり、おとり捜査は、機会を提供したにすぎないものをいいます。合法ですが、常軌を逸した不法な手段が用いられば違法となります。
一方、犯意誘発型は、犯人が捜査機関の罠に掛けられてはじめて犯意を生じ犯罪を実行するもので、法規定があっても相当性を欠き違法です。
判例では、「おとり捜査」は任意捜査として、捜査の必要な限度で許されるとして、「犯罪の重大性」「捜査方法の必要性」「手段の相当性」がなければ許されないとしてます。
よく問題になるのは、CD(コントロールド・デリバリー)があります。
CDとは不正薬物、けん銃等が発見された場合に直に摘発するのではなく、捜査当局の監視下で、受取人まで配達業務を継続させ、受取人を特定する捜査手法です。CDにはCCD(クリーンコントロールド・デリバリー)とLCD(ライブコントロールド・デリバリー)の2つの手法があり、CCDは禁制品を抜き取り、又は無害な物質と差替えて行うCDで 、LCDは禁制品をそのままの状態で行うCDのことです。CCDとLCDは合法とみるのが大半です。
hasen_530.gif
脱線ばっかりしてますが、明日から、このブログの趣旨に基づき、印刷屋の法務に関する記事も書きたいと思います。まだまだ初心者ですから内容には責任を負いませんのであしかわらず。
尚、実力者の方は、新会社法100問の葉玉先生のブログをご覧ください。大変勉強になります。
(預合いは、払込みとして有効という通説を覆す記事は、さすがという感じ。)
http://blog.livedoor.jp/masami_hadama/

posted by 金太郎 at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 刑事系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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